2005年12月30日の日記

日本の言葉

左の風景は年末らしい一枚。短い3つのセンテンスで、理由、どうしたいのか、とりあえずの礼儀〜挨拶、の要素を網羅しているが、あまり好印象とはいえない。
そう思うのは、僕が日本人だから・・・というのが判明した。
その証拠が真ん中の写真。僕がよく歩く、生田緑地の日本民家園に掲げられている注意書きだが、英語のそっけなさに比べて、日本語のなんともていねいなこと。
これこそ、日本人の心にしっくりとくる注意書き。
必要なことだけ書けばいいってもんじゃないんだよねえ。
やはり、「もうしわけありませんが・・・」とか「失礼にあたるかも知れませんが・・・」という控えめな心がどこかにあって欲しいっす。
右の写真は「いよいよ年末・・・でも働いちゃうもんね」・・という掲示板だが、何が気になったかというと「店休」という言葉。
ありそうな言葉なんだけど、広辞苑で調べたところ存在しなかった。しかし、ヤフーで検索したら64,500件ヒットした。日本語としては認められていないのだが、普通一般にはどっかん!どっかん!使われている。
(ということで、今年も店休ベリィマッチ・・・とか、店休の城 ラピュタ・・・などという地口でまとめると思ったら大間違い)
そんな言葉も、来年はより注意して見つけてみよう・・・と思う年も押しつまった今日この頃であった。
2005年12月30日(金)   No.40 (歩日の風景)

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2005年12月30日(金)
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