2007年04月10日の日記

上目遣い

なんか、媚びているような上目遣いが気になりました。

〜目=サファイア色の瞳が出てくるということで・・・

その昔、若くて男前の王子がいた。
しかしふとしたことで魔女の怒りをかい、王子は呪いをかけられてしまった。
その呪いとは、「1年に1文字しか話せない」というものだった。
もし1文字も話さない年があれば、翌年に2文字話せる。
手紙や身振りも許されなかったので、相手に意志を伝えようと思ったら、
何年もかけて文字数をためるしかなかった。
ある日、王子は散歩の途中で美しい姫に出会った。
金色の髪、ルビー色の唇、サファイア色の瞳…。王子は一目で恋に落ちた。
本当はすぐにでも『アイシテル』と言いたかったが、
5文字喋るために、その後の5年間一言も喋らず待った。
しかし5年たつと『ケ(ッ)コンシテ』も言わなくてはと思い、更に5年待った。
そうして初めての出会いから10年後、やっと王子はプロポーズ!
「愛してる、結婚して。」
王子の言葉に、姫は金色の髪をかき上げ、サファイア色の瞳で王子をみつめ、ルビー色の唇を開いて答えた。

「え?なんて?」
2007年04月10日(火)   No.513 (歩日の風景)

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2007年04月10日(火)
上目遣い

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