伊坂第1期最後の作品だそうです。 いろんなエピソードをちりばめ、それらを意外な方向で、最後に収める。 それも、伊坂作品の楽しみの一つでもある。 しかし、こちらが気になっているもので、あれはどうなっちやったの? というものも、今回はままある。 これは読む側の勝手で、 そんなこといったら、あの時横切った犬は、そのあとどうなったの・・というモノまで作者は面倒を見なくてはいけないことになる。 もう、そんなことは気にしないのだ・・・と、何かのインタビューで伊坂氏が 語っていたような気もする。 小説は大変なのだ。って、書いたことも、今後書こうとも思わないけど、 その点、歌は楽である。 苦しくなったら、♪〜あんたはどうなの?〜♪と問いかければいいもんね。 ・・・って、そんなに簡単なものでもないけど・・・。
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