今年の読書はじめは、1月半ばからスタート。暮れからその頃まで、むつかしい仕事に拘っていて本をまったく読む気になれない状態。 そして、晴れて仕事も一段落して、読みまくったのが「ミレニアム1,2,3」 洋ものは、名前も覚えづらく、文章表現も独特なので余程でない限り、敬遠していたのですが、 本屋での平積みを見て、何が一体評判なのかと手にとったわけです、 読みはじめはやはり名前が覚えづらく、海外モノにありがちな情緒のないドライな文章、 しかし、次第にそれも気にならなくなるストーリー展開、 そして登場人物の決して模範的、道徳的とは言えないけど、それゆえに惹きつけられるパーソナリティー、 「ドラゴン・タトゥーの女」は、まあそこそこ、 「火と戯れる女」は、のっけはややかったるいものの、本筋に入るやいなや、 ジェットコースター状態となる、 それは「眠れる女と狂卓の騎士」に引き継がれて、ジェットコースターが加速! ラストは若干緩慢だけれど、巻いた種を取り込むにはなくてはならない作業。
久々に海外モノを読んで、一番思ったのは、とにかくこの人物誰だっけ?と名前が分からなくなっても読み進めること・・・逆にそこでつっかえたりする本は自分との相性が悪いと読むのを諦めたほうがよい、
現在上映中の「ドラゴン・タトゥーの女」D.フィンチャー監督だから、絶対おもしろいだろうなあ・・。
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