2012年02月20日の日記

あの頃の誰か 東野圭吾

「ミレニアム」で海外モノ漬けになったので、あっさりとした日本モノを読みたくて、しかも長編ではなく短編集、
そして絶対読みやすいもの!
というわけで東野圭吾の「あの頃の誰か」
伊坂幸太郎や道尾秀介といった新感覚の作家が登場して、東野圭吾はもう古いかな・・・と、あまり読まなくなっていたけど、
読んでみると、さすがのエンターテイメント。
「さよならお父さん」は書いた当時は気に入らなくて、その後改めて長編に書き直して、あの「秘密」になったという、「秘密」の原型バージョン。

しかし、短編でちょこちょこっと(まあ、本当はちょこちょこっとじゃないでしょうけど)、こんなすごいものを書けるなんて・・・。
2012年02月20日(月)   No.962 (歩日の風景)

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