「色川武大との交流を描く著者自伝的小説の傑作 女優だった妻の死後、アルコール依存、ギャンブルに溺れ、壊れてしまったボクは「いねむり先生」こと色川武大に出会う。“大きな存在”との交流の中で、再生を果たす。伊集院静自伝的小説の最高傑作!」byAMAZON
全体的に、ひとつひとつのセンテンスが短い。 それゆえか小説ではあるものの、詩的な空気感が漂う。
暖かくなったら、瀬戸内にでも旅に出たくなる。
本文中印象的だった作中人物の言葉・・・ 「サブロー君、人は病気や事故で亡くなるんじゃないそうです。人は寿命でなくなるそうです」
残される者の切ない割り切りか。
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2012年03月05日(月)
No.966
(歩日の風景)
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