目撃者多数。通報者ゼロ――。血塗られた2時間余を活写する迫真の群像劇! ★CWA賞最優秀新人賞受賞★
夜勤から戻ったキャットは、自宅のあるアパートメントの中庭で暴漢に襲われる。幾多の住人が犯行の模様を目撃しながら、誰も通報しない。彼らもそれぞれ、己の人生の岐路に立たされていたのだ──。“傍観者効果”という用語を定着させた現実の事件をベースに、人間の内なる闇と1960年代ニューヨークの病巣を鮮やかに抉り出す迫真の同時進行サスペンス。CWA賞最優秀新人賞受賞作。
〜読んでて、途中気が滅入ったりするが、 人生ってこんなもんだよなあ・・という1冊。
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2012年06月28日(木)
No.1027
(歩日の風景)
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