2011年10月01日の日記

首無の如き祟るもの 三津田 信三

「BOOK」データベースより
「奥多摩に代々続く秘守家の「婚舎の集い」。二十三歳になった当主の長男・長寿郎が、三人の花嫁候補のなかからひとりを選ぶ儀式である。その儀式の最中、候補のひとりが首無し死体で発見された。犯人は現場から消えた長寿郎なのか?しかし逃げた形跡はどこにも見つからない。一族の跡目争いもからんで混乱が続くなか、そこへ第二、第三の犠牲者が、いずれも首無し死体で見つかる。古く伝わる淡首様の祟りなのか、それとも十年前に井戸に打ち棄てられて死んでいた長寿郎の双子の妹の怨念なのか―。」

残り20ページで、逆転、逆転また逆転・・・の1冊。
どんでん返しにはいろんなパターンがあるのですが、
そのパターンのあの手、この手を複雑にからめて使った作品。

お楽しみのエンディングまで、どれくらいグイグイと
読者を引っ張れるかが、この手の本のポイント・・・
って、作り手は大変だけど、読み手はかってである。
2011年10月01日(土)   No.945 (歩日の風景)

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2011年10月01日(土)
首無の如き祟るもの ..

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