2007年に出版された書籍。
日本原燃の使用済み核燃料再処理事業、それが青森県六ケ所村に建設された 六ヶ所再処理工場。
日本全国の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場。現在はアクティブ試験という試運転を行っている。完成までの延期はこれまでに18回にも及び、建設費用は7600億円だったものが、2011年2月現在で2兆1930億円と約2.8倍以上にも膨らんでいる。
この工場が本格稼動した場合に、再処理工場から空と海に放出される放射能は 1日分で原発1年分になるという見方もある。
2008年、この書籍に対する抗議文がエネルギー戦略研究会(EEE会議)及び 有志会員により提出される。 その全文は http://www.engy-sqr.com/media_open/others/rokkasho_kougi080303.htm
有志会員30名の肩書きが興味深い。
|