2011年07月の日記

生首に聞いてみろ 法月 綸太郎

AMAZONの商品紹介〜「首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。」
2005年度「このミス」ナンバーワンということで、..
2011年07月30日(土)   No.909 (歩日の風景)

バラエティ番組がなくなる日 佐藤義和

まだ、僕が若い放送作家だったころ、テレビ、ラジオに関する本はよく読んだものだ。
読めば、脳や体質が改善され、もっとスラスラと台本を書けるのではないかと淡い期待を持ちながら読むのだが、効果のあったためしはない。
この本は、台本が書ける、企画がおもしろいようにわくというようなものではない。
数々のヒットバラエティー番組を産みだしたテレビマンが、現在のバラエティー番組を憂えて書いたものだ。
僕は..
2011年07月29日(金)   No.908 (歩日の風景)

昨夜のコタンライブ

昨夜のコタンのライブに来ていただいたみなさん、ありがとうございます。
出演者も同世代、お客さんも同世代、店長も同世代・・というわけで、選曲も、
年相応の歌を中心に並べてみました。
昨夜の選曲です。
1・温度音頭(ワンコーラスのみ)
2・乱暴な時代
3・新幹線
4・テレビカメラがやってきた
5・いるか
6・人間は昔
7・少年の夏
8・海の停車場
9・下心の夜
10・ひまわり..
2011年07月26日(火)   No.907 (歩日の風景)

Story Seller〈2〉

AMAZONの商品紹介〜「お待たせしました!!大好評アソンロジー第2弾をお届けします。日本作家界のドリームチームが再び競演。今回もオール読み切りで、読み応え満点。どこから読み始めても、他では経験できない読書体験が味わえます。物語大好きのあなたも、これから読み始めるあなたも、お気に入りの作品が必ず見つかることでしょう。著作リストも完備して、新規開拓のガイドとしても最適です。」
1からのシリーズものも..
2011年07月25日(月)   No.906 (歩日の風景)

グッバイ艶 南川泰三

写真の本は、6年前、著者から還暦祝いのお礼として送られてきたもので、
著者とは、南川泰三といい・・・実は、僕の放送作家のお師匠さんというか、
放送作家事務所のボスだった人物なのです。南川さんは放送作家、劇作家であり、晩年?は「玉撞き屋の千代さん 浪速の女ハスラー 」(集英社文庫)なる小説も著し、東宝で舞台化もされ、老いてますます盛んに文筆活動を続けているおっさんなのです。
6年前に作品社という、..
2011年07月18日(月)   No.905 (歩日の風景)

ひまつぶしの殺人 赤川次郎

すんごい久しぶりに赤川次郎を読んだ。
1978年の作品。
母は泥棒、長男は殺し屋、次男は弁護士、三男は警官、長女は詐欺師という設定。
親が警官、子供が犯罪者くらいの設定は、今まで死ぬほどあっただろうし、現実にもあふれかえっている。
しかし、ここまで風呂敷を広げると、ちょっとワクワクする。
会話の中のギャグもふんだん!
シーンも、テンポよく変わる!
そして、まさかの展開!!・・・と、30..
2011年07月16日(土)   No.904 (歩日の風景)

怪奇小説という題名の怪奇小説 都筑 道夫

道尾秀介が衝撃を受け、その後、小説をがんがん書くようになるきっかけの1冊。
道尾秀介の「道尾」は、都筑 道夫の「道夫」から拝借したもの。
道尾秀介直木賞受賞を受けての復刻・・かどうかは知らないけど、面白い小説を掘り起こしてくれるのなら、理由が何であれありがたい。
この作品は、小説の持つ空気感が自分に合うかどうかで決まりそうだが・・・・
読み始めは何が何だかわからない・・といった感じ。そのう..
2011年07月10日(日)   No.903 (歩日の風景)

3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

伊坂幸太郎、初のエッセイ集。
当たり前かもしれないけど、エッセイでも、伊坂幸太郎の文章だなあと感じる。しかも、10年前(正確に言うと11年前か?)の「公募ガイド」に寄せた一文から、すでに伊坂幸太郎なのです。
小説家のエッセイを読むたびに、思うことなのだけど・・・必ずと言っていいほど、影響を受けた小説、最近読んで面白かった小説の紹介があるが、絶対我々素人?が知りえない作品を挙げてくる。
絶対に..
2011年07月09日(土)   No.902 (歩日の風景)

カササギたちの四季 道尾秀介

直木賞を受賞した「月と蟹」のあとに、出版された単行本ではあるが、
書かれたのは「月と蟹」とほぼ同時期。ゆえに、直木賞受賞後初の作品ではない。
手堅い、エンターテイメントな作品といったところ。
四季というくらいで、四つの話からなっているのだが、最終話は、若き実力派ストーリーテラーの本領を発揮・・・泣かせます。
さてさて・・・泣かせますと言えば笑わせます?ですが、女性お笑い芸人オオタスセリ様と..
2011年07月04日(月)   No.901 (歩日の風景)

マリアビートル 伊坂幸太郎

単行本化された伊坂幸太郎の小説は、これで、ほぼすべて読んだことになる。
しかし、期待されて書くと言うのは、大変なプレッシャーでしょう。
「マリアビートル」は「グラスポッパー」に続く、犯罪者たちの群像劇?で、
その世界は「グラスポッパー」からの地続きとなり、共通の登場人物も活躍し、物語の大きなカギを握ったりする。
ハリウッドのアクション映画が大いにそうであるように、劇中で、非道な人物が非道の..
2011年07月01日(金)   No.900 (歩日の風景)

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バラエティ番組がなく..
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昨夜のコタンライブ
2011年07月25日(月)
Story Seller〈2〉
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グッバイ艶 南川泰三
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ひまつぶしの殺人 赤..
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怪奇小説という題名の..
2011年07月09日(土)
3652―伊坂幸太郎エッ..
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カササギたちの四季 ..
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マリアビートル 伊坂..

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